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2008年06月30日

■ユーロドル:横ばい相場上放れの可能性高まる

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EUR/USD レンジを上方ブレイクしそうだ。

相場は先月から約2ヶ月間1.53−1.58を中心とするレンジ横ばい相場が続 いている。先週の高値1.5793もこのレンジの上限が意識されたもの。

ただし、今回の上昇においてボリンジャーバンドを見るとバンド幅が拡大と なっている。つまり上昇余力が十分にある。

相場は今週中にレンジを上方ブレイクしユーロ発足来高値1.6020を伺う展開 となると予想する。

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■ドル円:今週のターゲットは104円台半ば

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USD/YEN 下値を模索する展開。

先週相場は大きく下落し105.85の安値をつけた。これは4月から6月に かけてのもみ合い相場の上限である105.88(May29)が意識されたもの。

ボリンジャーバンド(日足)において相場はMidバンドを割り込んだ。これは ボリンジャーバンド反落の第B段階を意味し相場はLowerバンドに向けて の下降局面入りを示唆している。Lowerバンドは現在104.49にあり今週 はこの水準がターゲットとなろう。

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■今週の為替予想:ドル安継続

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<今週の予想> 

USDを取り巻く環境が良くない。USDは3月半ば以降、比較的安定な動きとなっていた。これは年初からの2つのUSD売り材料であった、「米金融システムに対する不安」「米景気減速懸念」のうち前者がベアスターンズ救済によって最悪の事態を回避したとの見方が強まったからであった。この過程で米当局者からタカ派的なコメントも発せられFRBの利上げ期待も高まったため投機筋を中心としたUSDの買戻しが見られた。

しかしながら、先週は米企業業績不安を背景に株は売られ、一部で利上げ期待のあったFRBは利上げを見送り、USD買い支持者に冷水を浴びせる結果となった。確かにベアスターンズは救済され「米金融システムに対する不安」は一時棚上げされたものの、「米景気減速懸念」はまったく払拭されていない。原油高や株安を背景に状況はむしろ悪くなっている。つまりUSD売り材料は依然として残っている。

この点からも今週発表される米雇用統計は重要。非農業部門雇用者数はすでに5ヶ月連続で減少となっているが、今回もマイナスとなれば市場参加者の意識が米景気の悪化に向けられる可能性が高い。先週も書いたとおり、米当局のとれる手段には手詰まり感がある。USDの軟調地合いが続く可能性が高い。

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<予想レンジ> 矢印は週前半と後半の予想トレンド

USD/YEN:↓→104.10〜107.10
EUR/USD:→→1.5656〜1.6060
EUR/YEN:↓→166.50〜168.60

<チャートポイント> ◎:最重要 ○:重要

USD/YEN
○109.95 124.14(’08 Jun22)から95.77(Mar17)の50.0%
◎108.42 先週の高値(Jun25) ≒ 今月の高値(Jun16) 108.59
107.11 Jun23 の安値
☆106.15 先週末NYK 終値
○105.85 先週の安値(Jun27) ≒ May29 の高値
104.11 一目均衡表(日足) 雲上限
◎103.87 今月ここまでの安値(Jun03)

EUR/YEN 
170.00 大台 
◎169.47 ユーロ発足来高値(’08 Jun26) 
168.58 金曜日の高値 
☆167.60 先週末NYK 終値
○166.87 先週の安値(Jun23) 
166.51 161.74(Jun04)から169.47(Jun26)の38.2% 
◎164.98 Apr23 の高値

<今週の予定> ( ):前回数値 < >:予想
 
6/30(月) YEN 日銀短観 Jun 大企業製造業DI (+3)<+11> 大企業非製造業DI (+12)<+8>
7/1(火) USD ISM 製造業指数 Jun (49.6)<49.0>
7/3(木) EUR ECB 政策委員会
7/3(木) USD 雇用統計 Jun 非農業部門雇用者数 (▲49k)<▲55k> 失業率 (5.5%)<5.4%>
7/4(金) USD 米市場休場 独立記念日

<先週の相場>

EUR/YEN ユーロ発足来高値を更新
USD/YEN:107 円台でオープンした後、一時108 円台半ばに上昇する場面もあったが、米大手金融機関損失の懸念などから米株が売られUSD も売られた。週末に下げ足を早め105.85 まで売られた。
EUR/YEN:週前半に弱いドイツ景況指数を受けて下落したが、その後金利先高感から上昇、ユーロ発足来高値を 169.47 へと更新した。

<先週のレンジ>

USD/YEN:105.85〜108.42
EUR/USD:1.5468〜1.5792
EUR/YEN: 66.87〜169.47

<先週の出来事・要人発言> ( ):前回数値 < >:予想

6/23(月) EUR Ifo 景況指数 Jun 101.3(103.5)<102.0>
6/25(水) NOK ノルウェー中銀利上げ 5.50%→5.75%
6/25(水) USD FOMC 政策金利据置を決定
6/27(金) NYMEX で原油先物価格最高値を更新 一時142.99 ドル

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■米金融不安が継続、原油最高値、商品市場へ資金流入。【2008/6/27・LDN・NY市況】

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株式市場から商品市場への資金流出続き、NY原油先物、高値142.99ドル、NYダウ前日比−106.91ドル、これを受けてドル売り優勢。USD/JPY・105.85 安値、NYの引け106.15。

【1】NYダウ:前日比−106.91ドル、11346.51ドルで引け。

「米メリルリンチは、モノラインの最近の格下げの影響を受けて、第2四半期に5.4BLNの追加評価損を計上する見通し」
=米リーマンブラザーズのアナリスト

米メリルリンチの第2四半期評価損については、米ゴールドマンが4.2BLN、バーンシュタインが3.5BLNと予想していたものの、この日、米リーマンブラザーズはそれを上回る5.4BLNとの見通しをアナウンスした。

「米モルガンスタンレーの無担保長期債務格付けを、格下げ方向で見直す」。
「商業用不動産などのリスクの高い事業に対する融資が、財務を圧迫している」
=米ムーディーズ

米JPモルガン 前日比 −3.50%
米シティグループ 前日比 −2.38%
米リーマンブラザーズ 前日比 −1.59%
米AIG 前日比 −1.21%
米メリルリンチ 前日比 −1.06% 3)

NY原油先物、ドル安とNYダウ安を受けて商品市場に資金流入、最高値を更新142ドル台に。

【2】NY原油先物相場:前日比+0.57ドル、140.21ドルで引け。                    
(高値:142.99ドル、安値:139.72ドル)


ドル安と株安を受けて、原油と他の商品市場が代替の魅力的な投資になっているとの見方。株式市場から、商品市場に資金が流出しているもよう。

【3】NY金先物相場:前日比+16.20ドル、931.30ドルで引け。

機関投資家が、株式市場のパフォーマンスの悪化を背景に、ファンドを商品市場に移す動きが出ていたもよう。

【4】米10年債利回り:前日比−0.07%、3.97%で引け。                           
(安値: 3.9536%)


NY原油先物相場が142ドル台をつけ、かつ米ムーディーズが米モルガンスタンレーを格下げ方向で見直すとアナウンスしたことなどを受けて、引き続き金融不安の懸念からNYダウが下げ幅拡大、これを受けて、質への逃避で米国債が買われ、米長期金利は低下した。

【5】米2年債利回り:前日比−0.03%、2.64%で引け。                          
(安値: 2.6127%)


UBSは、米FRBの年内の0.25%づつの2回の利下げ余地があるとの見方を維持しており、これがドル安とGOLD市場への資金流入をもたらすとの見方。この日は、機関投資家やファンド筋による株式市場から商品市場への資金流出が続き、一方で質への逃避で米国債が買われ、金利は低下している。

【6】USD/JPY:NY市場の安値105.85、NYの引け106.15

米リーマンブラザーズのアナリストが、「メリルリンチの第2四半期の追加評価損を米ゴールドマンの予想した4.2BLNを上回る5.4BLN」との見方を示したこと、さらに、NY原油先物が142ドル台と史上最高値を更新したこと、さらに米ムーディーズによる米モルガンスタンレーの格下げ方向での見直しとのアナウンス、などを受けてNYダウが1%を超える連日の下げを続けて、ベアセンチメント入りしたとの見方が広がったことから、ドルもドル売り優勢となり、USD/JPY・105.85安値、EUR/USD・1.5794高値をつけた。

(1)21:30 米 5月個人所得 前月比 +1.9% (市場予想 +0.4%)
同 個人消費支出 前月比 +0.4% (市場予想 +0.6%)
同 コアPCE価格指数 前月比 +0.1% (市場予想 +0.2%)

(2)23:00 米6月ミシガン大信頼感指数確定値 56.4 (市場予想 57.0)
同 現況指数 67.6 (市場予想 71.0)
同 期待指数 49.2 (市場予想 50.0)
同 1年後のインフレ期待指数 5.1% (前月 5.2%


米ムーディーズが、「モルガンスタンレーを格下げ方向で見直し」。
FITCHは、「ワコビアを格下げ方向で見直し」。
米ゴールドマンが、「シティグループ株を強く売り推奨」

先日、米ゴールドマンが金融株セクターを売り推奨したばかり。それ以降、まさしくその見方を裏付けるかのように、連日投資判断の引き下げ、あるいは格付け会社による格下げ示唆のNEWSが流れている。
この日も、米リーマンブラザーズが、メリルリンチの第2四半期追加評価損見通しを5.4BLNと上方修正している。NYダウ、この日も100ドルを超える下げ、ドルも軟調地合いを維持 して引けている。

【7】EUR/USD:NY市場の高値1.5794、NYの引け1.5794

機関投資家やファンド筋が、株式市場のパフォーマンスの悪化を背景に、資金をコモディティー市場に移す動き。NYダウの連日の下げ。大手米金融機関の投資判断の引き下げ、第2四半期追加評価損拡大見通し。格付け会社による米大手金融機関の格下げ示唆。NY原油先物相場の140ドル突破。これらを受けて、ドルは売り地合いを維持し、EUR/USDはコンスタントにユーロ買い/ドル売りが優勢、この日の高値で引けている。

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2008年06月29日

■外国為替?為替レート?外国為替市場?

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このコンテンツでは、外国為替の基本、FX取引の基本、そして具体的なトレード方法やチャート分析方法など、FXを取引する上で必須の情報を整理していきます。

そもそも「外国為替」とは何か?

「外国為替」とは、一言で言うと、ある通貨を異なる通貨と交換することです。例えば、円→ドル、ドル→円、ドル→ポンド、のように対象通貨が何であれ、異なる通貨を交換することはすべて外国為替になります。
(ちにみに「為替」という言葉自体は、通貨取引に限らず、もっと広義の意味で使われます。)

交換レートが「為替レート」

「為替レート」とは、通貨と通貨を交換する際の交換価格を指します。海外旅行に行く時には、銀行などの金融機関で「日本円」をその国の通貨、例えば「米ドル」に交換しますが、この時に1ドル=100円というように、2つの通貨を交換する時の価格、「為替レート」が提示されます。このように異なる通貨同士を交換する際のレートが為替レートになります。

為替レートは「外国為替市場」で決まる

「外国為替市場」といっても、株式などのように東京証券取引所のような物理的な取引所で取引が行なわれているわけではありません。外国為替は、主に電話やコンピューターなどの通信回線で形成されるネットワークを介して、銀行や証券会社、為替ブローカー、中央銀行などを中心に、常に一対一(相対)の関係で取引が行なわれています。 金融機関のみが参加するこの市場を「インターバンク市場」と呼び、銀行や証券会社が顧客(事業法人、機関投資家、個人など)と取引する市場を「対顧客市場」と呼びます。これらを総称して、外国為替市場と呼んでいます。

なお、銀行などで提示されている「為替レート」は、ほぼ1日中固定されていますが、実際は外国為替市場、株式などと同様にFXマーケットにおいて、24時間刻々と変動し続けています。

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■為替相場:来週の注目点と展望

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来週は種々ある予定の中でも特に日銀短観(1日)、ECB政策金利(3日)、そして米雇用統計(3日)への注目が抜きん出て高い。

日銀短観は原油価格高騰の影響を受け、3期連続での悪化が予想されている。

ECBは政策金利を0.25%引き上げるとの予想だが、通例であれば夏期休暇となる8月にも政策委員会と記者会見を実施するとの決定が発表された事から、俄かに7月は据え置かれるのでは?との憶測が出始めている。

米雇用統計は通例であれば金曜日に発表されるが、4日(金)が独立記念のため、前倒しで3日(木)に発表される。
非農業部門雇用者数は今回もマイナスと予想されており、仮にその通りとなれば今年1月から6ヶ月連続でのマイナスとなる。失業率も改善しないと見られている。消費者信頼感指数の中に「職は十分」「職は不十分」「職を得るのが困難」という構成項目があり、これらが軒並み悪化している。これらは失業率に高い相関性を持つとされており、前回失業率が大きく悪化した際も、軒並み悪化していた。

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2008年06月28日

■円上昇、対ドルで一時105円台−キャリー解消

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ニューヨーク外国為替市場では円が上昇。対ドルでは2週間ぶりの高値を付けた。世界的な株安を受け、低金利の日本で資金を調達し、高金利通貨で運用するキャリー取引が解消された。   

円はユーロに対して週間ベースでの下げを埋めた。欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのオルドネス・スペイン中央銀行総裁が7月3日に決定する金融政策について「決まっているわけではない」と発言したことがユーロ売りを誘った。欧州の企業や消費者の信頼感指標が低下したこともユーロ売り材料。原油相場が最高値を更新したことを好感し、カナダ・ドルは対米ドルで3週間ぶりの高値を付けた。   

モルガン・スタンレーの為替ストラテジスト、ソフィア・ドロッソス氏は「多くの投資家が株式相場を眺めながら取引している。原油が再び騰勢を強め、世界の景気見通しが悪化していることが市場心理に影を落としているようだ」と述べた。   

ニューヨーク時間午後4時16分現在、円は対ドルで前日比0.7%上昇し、1ドル=106円12銭(前日は同106円81銭)。一時は105円87銭と9日以来の高値に上昇した。ユーロに対しては0.4%上げ、1ユーロ=167円56 銭。上昇率は2日以降で最大。前日は168円30銭だった。この日のユーロはドルに対して0.2%高の1ユーロ=1.5789ドル(前日は同1.5757ドル)。   

週間ベースで円は対ドルで1.1%上昇、対ユーロではほぼ変わらず。ドルはユーロに対し1.2%下落した。   

カナダ・ドルは米ドルに対し、一時0.9%高の1米ドル=1.0049カナダ・ドルと3日以来の高水準。原油や金などの商品はカナダ輸出の54%を占めている。                  

円高   

円はノルウェー・クローネに対して0.9%高、対ブラジル・レアルでは 0.1%上昇した。ダウ工業株30種平均は0.9%安となり、2日連続で下げた。信用損失が悪化し、原油高で消費関連企業の利益が縮小するとの懸念が背景にある。   

ゴールドマン・サックス・グループの為替ストラテジスト、ジェンズ・ノードビグ氏(ニューヨーク在勤)は「相場のトレンドに逆らおうとする意欲はほとんどない。全般的なリスク許容度は非常に低い」と指摘した。   

1カ月物のドル・円オプションのインプライド・ボラティリティ(IV、予想変動率)は11.48%と、16日以来の高水準。通貨の変動率が高まると、キャリー取引で得た利益が縮小する可能性がある。   

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト11人を対象にした調査では、日銀は2009年9月まで政策金利を0.5%で据え置くとみられている。ブラジルの政策金利は12.25%、ノルウェーは5.75%。                  

欧州   

オルドネス・スペイン中銀総裁がローマで記者団に対し、7月3日に利上げを実施するかどうかについて「決まっているわけではないが、可能性はある」と話すと、ユーロは対円で下落した。トリシェECB総裁は今月、小幅利上げの可能性を示唆している。   

金利先物市場ではECBが年内に追加利上げに踏み切る確率が後退している。EURIBOR(欧州銀行間出し手金利)先物12月限は今週、14ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の5.16%となった。   

BNPパリバのシニア為替ストラテジスト、イアン・スタナード氏は「市場は複数回の利上げを織り込んでいるが、ECBは追加利上げ観測を後退させようとしている。ユーロは金利見通しが変われば、売り圧力を受けるだろう」と指摘。2週間以内に1.5285ドルまで下落する可能性があると予想した。

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■【コラム】評価損と増資のいたちごっこの結末はいかに

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信用危機の最悪期が過ぎたかどうかは別として、痛みがまだ続くことだけは確かだ。4−6月期はあと1週間足らずを残すのみとなった。金融サービス業界にとって過去最悪の4−6月となる見込みだ。   

評価損について考えてみよう。ブルームバーグの集計データによると、6月 23日時点で米市場に上場している銀行など金融機関で、株価純資産倍率(PBR)が0.6倍未満だったのは168社だ。これら168社の時価総額は合計で1203 億ドル(約13兆円)。これに対し純資産額(株主資本)は2703億ドルだった。つまり、これらの金融機関の純資産1500億ドルがどこかに消えたと市場は考えているわけだ。   

市場が行き過ぎることはありがちだが、この兆候を見過ごすわけにはいかない。信用危機は2回目の夏を迎えつつある。「危機」と呼ぶには長い期間だ。これが一時的な状態だという議論は近く、通じなくなるだろう。これまでのところ、相場が下落して評価損が発生、評価損がさらに相場を下落させ、一段の評価損を発生させるという繰り返しだった。この悪循環はいつか終わるのだろうが、それがいつかは誰にも分からない。   

2000−01年のインターネットバブル破裂時に広がった「バーンレート」と「ファンディングギャップ」という言葉が、再び流行しそうだ。バーンレートとは、新興のハイテク企業が赤字によって手元資金を使い果たすペース。ファンディングギャップとは、存続に必要な新規資金と調達可能額との差だ。   

今回の信用危機もネットバブルと同様の展開となるだろう。金融機関は手元資金ばかりではなく、あらゆる種類の資本を減らしつつある。そして、評価損がさらに増えようとしている今、バランスシート修復のための資金を調達する手段が、身売り以外にないという事態も起こりそうだ。   

世界の金融機関は07年初め以来、4000億ドルの評価損・貸倒損失を計上し、3040億ドル規模の増資をしている。ある時点で、新たな資金で資本を増強することが不可能になるかもしれない。投資家はある時点で、「もうたくさん」と言うだろう。一部の地銀は、大手金融機関の巨額調達による「クラウディングアウト」の現象にも直面している。   

そういうわけで、身売りや破たんを回避するために資金を調達しようとしてもできないケースも生じるだろう。一部の銀行にとっては、最悪期は過ぎたかもしれないが、増資レースでゴールに滑り込めなかった銀行やそのような銀行の救済でカネを出さされる納税者にとっては、何の慰めにもならない。(ジョナサン・ワイル)

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2008年06月27日

■ポンド円:215円台にネックライン→レジスタンス

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GBP/YEN 215円台では上値が重くなる。

週足チャートを見ると相場は典型的なヘッド&ショルダーを形成していことがわかる。

年初来安値192.48(Mar17)からの反発はヘッド&ショルダー形成の典型的なもどし。
これはネックライン手前で上値を押さえられる可能性が高いがそれは現在215.73に 位置している。

一目均衡表(週足)基準線も下向きであり、現状レベルは中期的にみて売りゾーン。

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■ドル円:106円台半ばの攻防

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USD/YEN 下値を模索する展開。

ボリンジャーバンド(日足)においては反落の“第A段階”、つまり上昇相場が 終了した可能性が高い状態となっていることは既報のとおり。

現在相場はMidバンドの近辺での攻防となっているが、本日相場がそれを割り 込んでくると反落の“第B段階”つまりLowerバンドに向けての下降局面入りと なる。

106円台半ばには年初来安値95.77を起点とするサポートラインもあるため、 ここでの攻防は重要。

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■クライスラー倒産!?米金融・信用不安→株・ドル急落→債権・商品高

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米ゴールドマンの投資判断の引き下げを受けて、米大手企業、破産のMkt Rumorが流れるなど、信用不安の高まり、金融不安も続き、NYダウが3%を超える急落で引け。

・米金利は急低下、米2年債、前日比−0.15%。
・米GOLD急騰、ドル安を受けて、商品市場に資金流入が加速した。


【1】NYダウ:米ゴールドマンの投資判断引き下げを受けて、信用不安の拡大、金融不安懸念から、前日比 −358.41ドルと3%を超える下げ幅。急落して、11453.42ドルで引け。シカゴ日経平均13575円。

米ゴールドマンの投資判断の引き下げで、米大手企業の破綻のRumorが流れるなど、株価急落。

「シティグループ、第2四半期に8.9BLNの評価損に直面する可能性、追加の資本増強の必要がある」
=米ゴールドマンサックス

「メリルリンチ株のPut spread買いを推奨」
=米ゴールドマンサックス


米GMの投資判断を「中立」から「売り推奨」に引き下げ。
=米ゴールドマンサックス


米クライスラー、「破産、倒産を検討してはいない」=米クライスラー広報担当
=ブルームバーグニュース


市場で、破産、倒産のMKT RUMORの流れた米大手自動車クライスラー が、「破産、倒産を検討してはいない」と市場のルーマーを否定した。

上に挙げたような米大手自動車の破産法申請のMKT RUMORが流れ、否定発言が伝わるなど、信用不安が強まった。米ゴールドマンサックスが、米GMの投資判断を売り推奨にしたことから、10%を超える急落。
さらに、ゴールドマンがシティ、メリルリンチの追加評価損の拡大見通しを伝え たことから、大手米金融機関の株価が軒並み急落し、金融不安が高まった。

・米GM 前日比 −10.77%
・米リーマン 前日比 −8.42%
・米BOA 前日比 −6.76%
・米シティグループ 前日比 −6.26%
・米AIG 前日比 −5.55%
・米JPモルガン 前日比 −4.19%

【2】NY原油先物相場:前日比+5.09ドル、139.64ドルで引け。

「今後数か月で、170ドルまで上昇する可能性がある」=OPEC議長

【3】NY金先物相場:前日比+32.80ドル、915.10ドルで引け。

UBSメタルデスクは、今回の金融不安、信用リスクの高まりを受けて、米FRBの利下げの可能性が浮上し、それがドル安をもたらすため、この結果として、GOLDへの買い需要を高めるだろうと述べていた。
すなわち、金融不安→米FRBの利下げ観測の高まり→ドル安の進行→GOLD市場の押し上げ要因、との連想が読み取れる。

【4】米10年債利回り:前日比−0.06%、4.04%で引け。
(安値: 4.0214%)

米ゴールドマンの投資判断の引き下げで、米大手企業の破綻のRumorが流れるなど、株価急落。質への逃避で米国債が買われ、米金利は急低下。

【5】米2年債利回り:前日比−0.15%、2.67%で引け。
(安値: 2.6570%)


上に挙げたように、米利上げに懐疑的な見方も浮上。株価急落、金融不安、信用リスクの高まりは、米FRBの利下げを必要とするかもしれないとの見方から、商品市場への資金流入、ドル安観測、そして米金利は急低下した。

【6】USD/JPY:まずは、米大手自動車の破産法申請のMKT RUMORを切っ掛けに、ドル売り強まる。
背景は、米ゴールドマンによる米GMの投資判断の引き下げではないかと思われる。米ゴールドマンが米GMの投資判断を売り推奨としたことで、このようなMKT RUMORが連想として流れた可能性があるのではないかと思われた。

米クライスラーは、破産のMKT RUMORを否定したものの、NYダウ先物の反発は限定的で、市場の地合いを明らかに悪化させたように思う。

さらに、米ゴールドマンによる、米シティ、米メリルリンチの第2四半期の追加評価損計上見通しを受けて、金融不安の連想と信用リスクが強まり、NYダウは寄り付きから急落した。そして、原油の大幅高、金の急騰、ドル安の連想から、資金が商品市場に流れた。  
さらに、上で述べたように、米金利の急低下とNYダウの大幅安に歯止めがかからなかったことで、ドル売りは続き、USD/JPY・106.61安値まで急落した。

クロス/円は、NYダウの300ドルを超える急落を受けて、投資余力後退の見方から、主要通貨に対して円の買い戻しが持ち込まれ、EUR/JPY・168.00安値、AUD/JPY・101.86安値、CAD/JPY・105.16安値、までパラレルにポジション調整の円買いが進んだ。

上で述べたように、米クライスラーがChapter 11 申請のMKT RUMORが流れたのが、ドル売りの切っ掛けであった。クライスラーは、このRUMORを否定したものの、信用不安の懸念を払拭するにはいたらず、NY株安、ドル安、質への逃避で米国債が買われ、米金利は急低下。ドル安、NYダウの急落を受けて、商品市場に資金が流入して、GOLDは急騰で引けている。

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2008年06月26日

■不動産CDS拡大、スルガ債務不履行の余波−通常の保証料が倍以上に

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不動産業や低格付け社債を中心に信用リスク不安が高まっている。中高層住宅建設の開発・賃貸を手掛けるスルガコーポレーション の発行した公募債が24日に債務不履行(デフォルト)に陥ったためだ。信用リスクを取引するクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)ではゼネコン銘柄に対して通常の保証料の倍以上を求める取引も出ている。

新生証券の松本康宏アナリストは、スルガの経営危機を背景にした不動産セクターへの信用リスクの高まりから、CDS市場では「ゼネコンのCDSが 50bp以上拡大している」と指摘した。想定元本5億円のCDS取引の場合、デフォルトリスクを回避したい投資家は、これまでよりも年間250万円余分に保証料を払わなければならない計算になる。

スルガの経営危機が発覚する前の1月末時点では、鹿島のCDSは50bp 程度だったが24日には125bpと75bp拡大した。大成建設のCDSも75bpから165bpと倍以上に拡大した。日本企業の信用リスクの指標であるマークイットiTraxx日本指数 は中値ベースで、24日時点に120bpで推移していたが、 25日には131bpまで拡大した。

日興シティグループ証券の中西貢三クレジットアナリストも、「日本格付研究所(JCR)から投資不適格に格下げされたアーバンコーポレーション、ゼファーなどの銘柄ほど影響度合いは大きくなるだろう」と言う。

ただ、社債市場全般に与える影響は限定的との指摘も聞かれる。野村証券金融市場情報管理部の高橋公英クレジットストラテジストは、「新興不動産のほか、新興系の通信・半導体、独立系のノンバンクへの影響は懸念される」としながらも、BBB格の社債への投資家層が限られていることから、「社債市場全体への影響は限定的」と見ている。

日興シティの中西アナリストも、「スルガの破たんはあくまでも個別企業の動向によるものであり、高格付債を含めた市場全体への影響は限定的」との見方を示した。

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■ヘッジファンド:07年のレバレッジ率が低下、現金保有増やす−調査

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ヘッジファンドは昨年、金融市場の混乱を受けてレバレッジ率(資産に対する借り入れ率)を低下させるとともに、資産のかなりの割合を現金で保有していたことが、調査で分かった。   

米コンサルタント会社グリニッチ・アソシエーツとグローバル・カストディアン誌がまとめた23日付のリポートによると、昨年のレバレッジ率は2.1倍と、前年の2.3倍から下がった。グリニッチ・アソシエーツの広報担当ライアン・ウツミ氏によると、これは資産が10億ドルのファンドが借り入れを通じて 21億ドルのポートフォリオを組んだことを示す。   

リポートによると、昨年の米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン市場の崩壊やそれに続く信用収縮に伴い、ヘッジファンドは現金保有を「かなりの」水準に引き上げた。比較可能なデータは示していない。   

調査によると、今年の年初時点で世界のヘッジファンドの現金保有比率は 15%だった。同比率は債券ファンドでは17%、株式ファンドでは14%となっている。   

また昨年の運用成績がプラス10%以上だったファンドの割合は52%で、前年の62%から減った。マイナスだったファンドは9%(前年は5%)に増加した。   

調査は北米、欧州、アジア太平洋地域のヘッジファンド1688本を対象に昨年12月から今年1月にかけて実施した。

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■ドル円、豪ドル円、ユーロドルの相場予想:ドルの行方は?周期循環・金利先高観・政治【2/2】

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ドル/円:[週間予想レンジ 106.20〜109.00 円]
現在ドル/円相場が6 月20 日の108 円58 銭で目先の天井をつけて調整に入っているのであれば、今後106〜104 円のレンジまでの下落があり得るだろう。一方、今週中に108 円70 銭を上抜けると110 円まで一気に上値余地が拡がるが、この場合でも短期周期的な高値のピークをこの数週のうちにつけるであろう。いずれにせよ、6 月末と7 月初旬は相場が反転しやすい時間帯なので注意が必要である。安全策として、目先のドル買いは短期売買に徹するのがよいだろう。

ドル/円(日足) 標準偏差ボラティリティと21 日ボリンジャーバンド
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豪ドル/円:[週間予想レンジ 100.50〜104.00 円]
豪ドル/円は絶対金利差を背景に底堅い展開が続いているが、6 月17 日に発表されたRBA の議事録は景気の先行きに対してやや弱気に転じている。基本的にATR が上昇に転じるまでは、豪ドルの押し目買いを継続したい。日柄的にみると上昇期間がやや長いので、慎重な投資家は中期的なポジションを一旦利喰うのもよいだろう。豪ドルの資源通貨としての側面も考えると、昨今物議をかもしている原油価格の動向(下落リスク)にもそろそろ注意が必要である。

豪ドル/円(日足) 標準偏差ボラティリティと21 日ボリンジャーバンド 
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ユーロ/ドル:[週間予想レンジ 1.5350〜1.5750 ドル]
ユンカー・ユーログループ議長が「ユーロ高が原油価格高騰の影響を和らげている」「為替介入には反対する」とコメントしたことで、先週のユーロ/ドル相場は反発した。先のトリシェECB 総裁の7 月利上げ示唆発言と合わせて、なかなかユーロを売りにくい地合となっている。このような状況で7 月3 日にECB が利上げを行えば、インフレとドル安が助長され【1987 年のブラックマンデー】当時の状況と重なってくる。したがって、ここからの ECB の動向には十分な注意を払いたい。6 月23 日のIFO をはじめ、今週はユーロ圏の経済指標が相次ぐ。7 月3 日のECB 総会に向けての利上げ観測からユーロが買われることも想定されるが、レンジ相場を逸脱することはないだろう。ユーロの上値はボリンジャーバンドの上限までとみる。

ユーロ/ドル(日足)標準偏差ボラティリティと21 日ボリンジャーバンド
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■FRB金利据え置き、ユーロ金利先高観からユーロ買い、ドル売り。

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米FOMCはほぼ予想どおりながら、早期利上げを示唆していないとの見方から、欧米金利格差観測を材料に、EUR/USD主導でドル売りに転じて引けている。

【1】米FOMC、予想どおり据え置き。声明の発表を受けて、FRBは早期利上げを示唆していないとの見方が優勢となり、欧米金利格差拡大観測を背景に、EUR/USDでユーロ買い/ドル売りがリードして、全般にドル売りが持ち込まれた。

金利据え置き及び注目された声明は、ほぼ市場の予想の範囲内であろうと思われた。「インフレ及びインフレ予想の上方リスクは増大した」、「エネルギーや一部の商品価格高騰とインフレ予想の上昇で、インフレ見通しは依然、不透明感が高い」との部分からドル買いが先行し、USD/JPY・108.42高値、EUR/USD・1.5540安値、パラレルに最初はドル買いの反応を示した。

しかしながら、その後一転してドル売り優勢に転じた。その理由としては、声明の中で、早期利上げを強く示唆したとは見なされないことだろう。さらに、事前にドル買いを進めていたため、材料出尽くし感からの利益確定、ポジション調整のドル売りが持ち込まれやすかったように思われる。

「与信の厳格化、米住宅市場調整の継続、及びエネルギー価格の高騰は、今後2−3四半期にわたり、米国の経済成長を圧迫するだろう」と声明の中で述べている部分があり、ここからは、これからの2−3四半期にわたり、米経済成長の減速が継続する可能性があることを示唆していると読み取れた。
すなわち、金融政策のスタンスは経済の下振れリスクにも備えるとも見れるため、HAWKISHというよりは、ややニュートラルなスタンスになったと受けとめられた可能性がある。

さらには、7月3日のECBの利上げは、DONE DEALであると市場では見られているため、ECBは利上げ、FRBは据え置き、欧米金利格差拡大観測からユーロ買い/ ドル売りが活発になり、1.5687高値、このユーロ買い/ドル売りが、ドル売りをリードしたように思われる。このため、ユーロ買い/ドル売りがリードして、全般的にドル売り優勢に転じた。

【2】市場では、10月、12月の利上げを見ている向きが大半。

市場では、12月のFRBの0.25%利上げの織り込み率は、FOMC前の62%から57%に低下したもよう。

【3】ウォーレンバフェット氏「米経済のスタグフレーションを懸念している」、「ドルはしばらく弱含むだろう」
 
【4】NYダウ:前日比+4.40ドル、11811.83ドルで引け。

【5】NY原油先物相場:前日比−2.45ドル、134.55ドルで引け。


米原油在庫が、市場予想よりも増加していたことを受けて、需給の逼迫懸念が後退し、大幅反落で引けている。

米原油在庫週報 前週比 +0.80MLN (市場予想 −1.4MLN)

【6】NY金先物相場:前日比−9.30ドル、882.30ドルで引け。

【7】USD/JPY:NY市場の高値108.42、NYの引け107.82 1

なんという偶然。前日のNYのCLOSEが107.82、そしてこの日のNYの 引けも107.82だった。

FOMCの発表のとき、USD/JPY・108.19−21レベルだった。上で述べたように、FOMCのアナウンスを受けて108.42高値、その後上で述べたように、FOMCの声明はFRBの早期利上げを示唆していないとの見方、及び材料出尽くし感からのドル売りが持ち込ま れた。

さらに、ECBの7月3日の利上げはすでにDONE DEALと見られているだけに、FRBの早期利上げ観測が後退したことで、欧米金利格差拡大の観測から、EUR/USDでユーロ買い/ドル売りが活発に持ち込まれ、ユーロ買い/ドル売りの主導でドル売りの地合いが強まった。
EUR/USD・1.5687高値、USD/JPY・107.67安値をつけた。
EUR/USDは1,56台後半で堅調地合いを維持し、1.5667 で引けている。

そして上で述べたように、USD/JPYの引けは前日とまったく同じ107.82だった。
 
米FRBがインフレを懸念していることは、すでに十分に織り込まれていたこと、そして織り込んですでにドルが買われていたこと、このため利益確定やポジション調整のドル売りが、材料出尽くし感とともに持ち込まれたように見ておいてよいだろう。

この日ウェーバー独連銀総裁が、再度ECBの7月利上げを示唆する発言を している。もちろん織り込み済みだが、FRBの早期利上げ観測が後退したことを受けて、金利格差から依然としてユーロが選行されやすい地合い、展開を 改めて印象付けて、この日のNYは引けたと読み取れた。ユーロが選行されやすい地合いの継続と見るのが順当。(=ただし、SPEEDが速すぎるとTALK DOWNの発言には注意を怠れないところ。)

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2008年06月25日

■ドルの行方は?周期循環・金利先高観・政治【1/2】

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ワシントンポストやフィナンシャルタイムズの報道で米国の利上げ期待が後退したため、先週のドル/円相場はやや軟調な展開となった。現在6 月24〜25 日のFOMC を控えてポジション調整が進展中である。新聞などで報道されている「利上げ期待・介入期待」はせっかちすぎる見方であり、投機的なFF 金利先物市場の動向に過剰反応しているように思われる。

米国2 年国債利回り(赤)とドル/円(赤)
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先週のレポートでも述べたように、サブプライム問題後の金融機関の体力を考えると米国はおいそれと政策金利(短期金利)は上げられない。現在米国が意図しているのはイールドカーブの正常化とインフレ(スタグフレーション)抑制のためのドル安防止である。景気後退とインフレの綱引き状況のなか、目先、米国が利上げを行うことはないだろうし、介入もしないだろう。

しかしながら、米国の通貨政策がドル安放任政策からドル高政策に転換したことは明確であり、この方針は基本的に米大統領選までは変更がないと思われる。為替相場は基本的に政治で動いている。相場は循環で周期的な上下動を繰り返すが、この基本はしっかりおさえておきたい。 

問題は「日柄」である。ドル/円の上昇は3 月17 日安値から14 週目に入っている。マーケットが第一目標値としていた108 円台到達で一旦達成感が出ていることと、周期的な天井をつけやすい時間帯に入っていることに留意したい。

●円相場とATR の推移
ATR(アベレージトゥルーレンジ):
「当日高値-当日安値」「当日高値-前日高値」「前日終値-当日高値」の3 つのうち最大の値幅(マド明けを含む最大値幅の計測)を当日の「真の値幅(トゥルーレンジ)」と呼び、この「真の値幅」の20 日移動平均線がATR(アベレージトゥルーレンジ)である。

いわゆるキャリー通貨と呼ばれるドル/円や豪ドル/円などのクロス円の取引は、このATR が下がる過程で円安、上がる過程で円高となるケースが多い。スワップ収入に重点を置く中・長期スタンスの投資家は、余計な情報に惑わされずATR の低下期間にマトを絞って円売り(金利かせぎ)を行うのがよいだろう。ATR の上昇期間でも円安になることはある。しかし、急激な円高はすべてATR の上昇がトリガーとなっており、筆者は確率的な見地から ATR が上昇中は円売り(円キャリートレード)を休止している。スワップ派の投資家はATR の推移に注目していただきたい。

ドル/円(日足)
上段:標準偏差ボラティリティと売買シグナル[買い=緑・売り=赤]
下段:ATR ●ATR の低下期(緑)に円キャリートレードを行う 
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豪ドル/円(日足)
上段:標準偏差ボラティリティと売買シグナル[買い=緑・売り=赤]
下段:ATR ●ATR の低下期(緑)に円キャリートレードを行う
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ユーロ/円(日足)
上段:標準偏差ボラティリティと売買シグナル[買い=緑・売り=赤]
下段:ATR ●ATR の低下期(緑)に円キャリートレードを行う 
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ランド/円(日足)
上段:標準偏差ボラティリティと売買シグナル[買い=緑・売り=赤]
下段:ATR ●ATR の低下期(緑)に円キャリートレードを行う
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■米、悪い経済指標もドル行って来い。明朝FOMC声明文待ち。

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米6月消費者信頼感指数の驚くほどの下振れを受けて、一時、NYダウ売られ、ドル売りに反応。しかし、NYダウが反発すると、つれて107円台後半で引け。

【1】NYダウ:前日比−34.93ドル、11807.43ドルで引け。

米6月消費者信頼感指数が、驚くほどに下振れしていたことを受けて、一時大幅安となる場面が見られたものの、マイナス幅を縮小して引けている。

【2】NY原油先物相場:前日比+0.26ドル、137.00ドルで引け。

【3】NY金先物相場:前日比 +4.40ドル、891.60ドルで引け。

Comex gold today closed 889.25-89.75 after a high of 894.00-94.50 and low at 883.40-83.90. Limited unique interest left gold to mirror WTI pretty much all day. First support comes in at 880-82 with resistance, like today, staying at 894-95
=UBSメタルデスク

【4】米10年債利回り:前日比−0.08%、4.09%で引け。                           
(安値: 4.0818%)

この日注目された米4月S&Pケースシラー指数の下落率が過去最大、さらに米6月消費者信頼感指数が急落。これを受けて、質への逃避から米国債が買われ、米金利は大幅低下して引けた。

【5】米2年債利回り:前日比−0.11%、2.84%で引け。                         
(安値: 2.8211%)


米4月S&Pケースシラー指数の下落率が過去最大、さらに米6月消費者信頼感指数が急落。これを受けて、米利上げ観測の支援材料とは見なされない、むしろ米国経済の減速を改めて示唆していたため、失望感から金利は急低下した。

【6】EUR:LDN16:00 FIXINGにユーロ売り観測、1.55台後半で引け。

(1)15:45 フランス5月消費支出 前月比 +2.0% (市場予想 +0.7%)

前日、ドイツIFO指数が市場予想を下回っていたものの、この日のフランス5月の消費支出は、市場予想の前月比+0.7%を大きく上回る+2.0%、明らかに上振れしていたため、ユーロ圏の景気減速懸念を後退させ、ユーロの支援材料と見なされた。

(2)22:00 米4月S&Pケースシラー指数 全米20都市 前年比 −15.3% (市場予想 −16.0%)

この日注目されたこの指標は、やはり依然として弱く、明らかにドルにPOSITIVEとはいえない内容だった。この指標は4月のものであるため、やはり弱いであろうことは事前にわかっ ていたものの、想定どおり弱いものといえた。ただし、予想されていたため驚きではない。

(3)23:00 米6月消費者信頼感指数 50.4 (市場予想 57.0)
同 現況指数 64.5 (前月 74.2)
同 期待指数 41.0 (前月 47.3)
同 1年後のインフレ期待指数 +7.7% (前月 +7.7%)


この指標は1992年2月以来もっとも低い数字、驚くほどに弱い数字だった。市場予想57.0に比べて50.4、 驚くほどに下振れしていた。

現況指数、期待指数ともに前月の数字からパラレルに急落していた。このことから、 消費者のセンチメントが、引き続き悪化していることが、明らかに読み取れた。期待指数の41.0は過去最低の数字、ここからは利上げどころか、利下げを必要としていると読み取れる数字。

しかしその一方において、1年後のインフレ期待指数は前月と同じ+7.7%だった。ここからは、米景気は悪化が続いているのに、インフレ期待が高止まりしていることが読み取れ、景気減速とインフレが同時進行している点において、米ミシガン大信頼感指数とともに、スタグフレーションへの懸念を強く連想させられた。

市場の反応は、明らかに下振れしていたこの指標内容を受けて、NYダウが下げ幅拡大、つれてドルもドル売りの反応を示した。EUR/USD・1.5622高値、USD/JPY・107.36安値、パラレルにドル安に振れた。

しかしNYダウが売り一巡後、押し目買いで下値からマイナス幅を縮小して反発すると、それにつれてドルの買い戻しが持ち込まれた。NYダウにつれた動きを示したように見えた。

この日のLDN16:00 FIXING、欧州大陸系からユーロ売り観測。
この日のLDN16:00 FIXINGは、LHS、すなわちユーロ売りのFLOWが持ち込まれたようだ。
LDN16:00 FIXING以降は、EUR/USDは1.56台を回復することなく1.55台後半で推移し、1.5567−70気配で引けた。

【7】USD/JPY:米6月消費者信頼感指数が驚くほどに下振れしていたことを受けて、USD/JPY、ドル売りに反応、107.36安値。  

NYダウが安値から反発すると、ショートカバーで108.05戻り高値。しかしNYの引け107.82。何事もなかったかのように、居心地のよい水準で引けている。これだけ悪い経済指標ながら、ドルの一段安を見るにはいたらなかった。

引き続きレンジ感の強い一日。FOMCの声明文を見極めたいところ。日本時間午前3:15分にアナウンスされ、市場参加者も少なく、薄いMKTになると思われる。

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2008年06月24日

■米商業不動産市場に暗雲−ドイツ銀など金融機関、巨額投融資が重荷か

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米ラスベガスで35億ドル(約3760億円)規模のコスモポリタン・リゾート・アンド・カジノの建設現場で働く作業員は、ウォール街からやって来るドイツ銀行の関係者と顔なじみになりつつある。毎週やってくる同行のバンカーは最近、内装について議論している。現場を案内する米建設会社ペリーニのバイスプレジデント、トラビス・バートン氏は「ドイツ銀は内装の色や仕上げの変更を検討しているようだ」と話す。

ニューヨークの不動産デベロッパーで同カジノの建設を進めてきたイアン・ブルース・アイクナー 氏が7億6000万ドルの融資でデフォルト(債務不履行)に陥った1月以後、ドイツ銀は建設を続けるためペリーニに毎月支払う金額を減らした。ドイツ銀はコスモポリタンについてコメントを控えている。

同行など10余りの投資銀行が、融資を証券化し利益を上げる一方で、5年間にわたる商業不動産ブームに乗って、建設開発業者や地権者に資金を提供してきた。だが、信用市場が2007年に凍結状態に陥ったことで、商業不動産ローンや関連債券が銀行や証券会社にとって重荷となっている。格付け会社フィッチ・レーティングスによれば、大手米銀だけでこうした投融資は1690億ドルだ。

米投資信託調査会社モーニングスターの業界アナリスト、ライアン・レンテル氏は「ウォール街の投資銀行は商業不動産に多くの融資や投資をしている。こういった投融資こそが各行に多くの問題をもたらしている」と語る。

クレディ・スイス

トロピカーナ・リゾート・アンド・カジノの親会社、米トロピカーナ・エンターテインメントは5月に破産法適用を申請。破産関連書類によれば、06年にこのカジノを買収するためクレディ・スイス・グループが用意した13億ドルのシンジケートローン(協調融資)枠で、トロピカーナは今年4月にデフォルトに陥った。クレディ・スイス広報担当、ダンカン・キング氏はコメントを控えている。

米銀ワコビアの上級エコノミスト、マーク・ビットナー氏は4日付リポートで、米住宅市場で始まった低迷が商業不動産にも広がっていると指摘。小売店舗の空室は1−3月期、前年同期に比べ8%増えたという。同氏は、オフィスや産業用スペースの需要が落ち込み、米商業不動産相場が15−20%下落すると予想する。

RBSグリニッチ・キャピタルの商業不動産金融調査責任者、リサ・ペンダーガスト 氏によれば、商業不動産ローンの債務不履行率は現在0.56%と、01 年の米同時多発テロ後のリセッション(景気後退)やインターネットバブル崩壊を受けた03年10月の2.5%を大きく下回っている。1990年代前半の7.5%からも程遠い。

だがそれも投資銀行の株主にとって、さほどの安心感にはつながらない。フィッチによれば、ニューヨークに本社を置く4大証券会社、ゴールドマン・サックス・グループ、モルガン・スタンレー、メリルリンチ、リーマン・ブラザーズ・ホールディングスは昨年末時点で、商用不動産ローン・債券を合わせて840億ドルを抱えている。07年初め以後、4社はこうした保有資産で少なくとも70億ドルの評価損を計上した。

ドイツ銀の報告書によれば、同行は今年3月末時点で商業不動産ローン・証券155億ユーロ(約2兆6000億円)を保有。07年初め以後の関連投資評価損は7億2800万ユーロに達した。   

ドイツ銀は不動産デベロッパー、ハリー・マックロー氏が昨年、米投資会社ブラックストーン・グループからニューヨークのオフィスビル7棟を買い入れるため約70億ドルの融資をアレンジしたが、同氏がデフォルトに陥ったことを受け、それらのビルを今年差し押さえ、売却を進めている。

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■ドル円:MACDも売りシグナル!

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USD/YEN 引き続き108 円台では上値の重い展開。

作日までボリンジャーバンドにおいて下げのシグナルがでていることを書いてきたがMACDにおいてもデッドクロスとなりUSD 売りのシグナルがでている。

足もとの相場は108 円台を回復しているが依然として 108.60 前後がレジスタンスとして意識されている。

戻り売りスタンスで臨みたい。

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GBP/YEN : ヘッド・アンド・ショルダーのネックラインは215 円台
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■ユーロ指標結果で売られるも、FOMC待ちの状況は変わらず。【6月23日・外為市況】

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米FOMCの声明文待ちで様子見。米Goldman、金融、消費セクターを売り推奨、エネルギー、原料、情報テクノロジーを買い推奨。

【1】NYダウ:前日比−0.33ドル、11842.36ドルで引け。

金融セクターの投資判断を中立から、アンダーウエートに引き下げ。
消費セクターの投資判断を、アンダーウエートに引き下げ。
=米大手証券、ゴールドマンサックス

「金融、消費セクターを売り推奨、エネルギー関連を買い推奨」=米大手証券ゴールドマンサックス

この日の報道によれば、米ゴールドマンは、エネルギー、原料、及び、情報テクノロジー株をオーバーウエートとした。一方で、金融セクター、及び消費セクターを売り推奨と位置づけたもよう。  
米ゴールドマンサックスによる金融セクターの売り推奨を受けて、大手金融株は売り圧力が強かったもよう。

米大手保険会社AIGが、Barron紙の「AIGの株価を売り推奨」との報道を受けて、大幅安。

米GM、前日比−6.38%で引け。
米AIG、前日比−5.61%で引け。
米BOA、前日比−4.50%で引け。
米シティグループ、前日比−3.89%で引け。

【2】NY原油先物相場:前日比+1.38ドル、136.74ドルで引け。

ナイジェリアでの石油供給施設への攻撃、ストライキによる生産の減少、閉鎖などを材料 に、再び原油供給への懸念が広がった。

【3】NY金先物相場:前日比−16.50ドル、887.20ドルで引け。 

現金(CASH)への需要により、機関投資家、ヘッジファンドによる償還がらみのGOLDの売り。900ドルを下回るテクニカルの売り。

今週のFOMCの金利決定を控えて、海外ファンド勢によるポジションスクエアの売り。

【4】米10年債利回り:前日比変わらず、4.17%で引け。

【5】米2年債利回り:前日比+0.05%、2.95%で引け。


米FOMC待ちで、声明文が今後の金利動向についてどのような表現をするか注目される。

【6】EUR:ユーロ売り先行、1.5468安値、NYの引け1.5518

(1)17:00 ドイツ6月IFO指数 101.3 (市場予想 102.3)

欧州の弱い経済指標を受けてユーロ売り先行、この指標を受けて、ユーロは対ドル、対 円でパラレルに売られた。 

ドイツIFO指数が弱かったことを受けて、「ECBには、大きな利上げ余地はない」との見方も市場に広がり、ユーロは売られたものの、NY市場では一段のユーロ売りにはつながらず。 

「米系ファンドがリクディティ問題に直面し、outstandingのポジションを閉じている」とのMKT RUMORも流れていたもよう。おそらくは、GOLDなどのメタル市場で流れたものではないかと思われる。
このRUMORに尾ひれがついて、一部ヘッジファンド筋に不安説も聞かれたため、 さらに一段のドル買いには結びつかなかったように見えた。

【7】USD/JPY:NY市場の高値108.08、NYの引け107.85

EUR/USDのユーロ売り/ドル買いにつれて、ドル買い戻し先行。IMMネーム、CTAネームなどから、USD/CHF、USD/JPYでドルの買い戻し。ショートカバーが持ち込まれたと思われる。
この日のNY市場は、107.67−108.08のレンジ、元のレンジに戻った。

上で挙げたように、このMKT RUMORが流れていたものの、おそらくはメタル市場でのTALKだろうと思われる。NY時間のUSD/JPYは動意乏しく、107円台後半でのもみ合い動意にとどまった。

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